2013年6月22日土曜日

ニューヨークダウ平均株価の歴史

ニューヨークダウ平均株価の歴史は古く、誕生したのは19世紀、1896年の事です。現在も存在するダウジョーンズ社が、アメリカの代表的な工業株12社を選定し、その平均株価を算出したことが元祖です。

しかしご承知のように、現在では銘柄数は30になっており、また工業株以外も組み入れています。というより、純粋な工業株はボーイング・キャタピラー・ユナイテッドテクノロジーズくらいしかありません。ダウ平均株価誕生時より、唯一生き残っているGE(ゼネラル・エレクトリック)も、今や売上高の最大部門は「金融」です。時代の変化と共に、ダウ平均株価の中身も変わってきているのです。

また、ダウ平均株価はIT企業の参入に慎重なのも、特徴的な事柄です。2012年に時価総額が世界最大となったアップルは、未だにNYダウに参入されていません。グーグルやアマゾンなども、将来的には参入されるのかも知れませんが、向こう5年以内に組み入れられる確率は、ほぼゼロだと思います。これは、2000年のITバブル時に、ダウ平均株価のライバル指数である「S&P500」が大量にIT企業を採用(しかも赤字企業まであった!)して、その後のバブル崩壊で指数も大幅に下落。スタンダードプアーズ社の信用問題にも発展しました。ダウジョーンズ社は、彼らと同じつてを踏む事を避ける為、IT企業の算入には慎重になっているのでしょう。

さすがに次回の入れ替え位では、アップルは算入されると思いますが。