2013年12月5日木曜日

ダウの史上最高値更新が止まらない

ニューヨーク市場が活況だ。ダウ平均株価は、史上最高値の更新を続け、先月には遂に1万6千ドルの大台も達成した。アメリカの景気は上向きとは言えず、失業率もまだ高止まりしている。株価は景気に先行するものとはいえ、随分と楽観的な値動きだ。

確かに見方を変えれば、FRBの金融緩和も継続が決まり、また年末は統計的に株価が最も上がる時期(逆に9月が底)だから、教科書通りの反応だとも言える。

日本でも、アベノミクス効果で日経平均株価は年初来50%を超える上昇と、絶好調な一年となっている。しかし好調なのは日米くらいで、ヨーロッパではまだギリシャ問題=ユーロ危機の傷は回復していない。新興国の経済も低迷していて、特に中国はシャドーバンキング問題が浮上したり等で、株価はボロボロだ。

リーマンショック後には、先進国と新興国の経済が連動しない「デカップリング」が進むだろうという話があった。結局、金融危機には両方とも沈んだ訳だが、その後の回復、特にここ1~2年はまさにデカップリング状態。それも、想定とは逆に、日米の経済や株式市場が回復し、新興国が低迷するという、予想外の事態が起きている事になる。

結局、株価の予測など誰にも不可能という事だ。下手に騰落を読まず、自分の出来る範囲で、コツコツ積み立て投資(インデックス投資)を続けていく事が正解なのだろう。